NEW SINGLE「真夏のいたずら」リリースツアーに行ってきた。
4人で初のツアー…というのは勿論そうなんだけど、ザ・ラヂオカセッツのあれこれを一緒にやってくれている男前レヲさんも一緒に行ってくれたので僕らは5人の初ツアーと言っている。
ちなみに僕は彼をスタッフなどではなく相談役と呼んでいる。
そんな5人のツアーがおわり、今は充実感と寂しさに苛まれている。ので書く。
10/12は初日は名古屋・栄R.A.Dへ。
朝早く出発し、かわるがわる運転し軽快に向かう。西の方へ行く時は僕の実家近辺を通過するので、いつも不思議な気持ちになる。
先月のニアフレンズ企画ぶりではあるので、ホームの如く慣れ親しんだ場所のように感じた。
ツアータイトルが「三四郎くんの秋(音)楽旅行」ということで、到着から出番までさんちゃんは学ランを着ていた。
出番では脱いでいた。
逆!逆ぅぅぅ〜!
そんなさんちゃんが最高だ。
名古屋ではEVERLONG、COWCITY CLUB BAND、umitachi、ゴンダ ショウタロウくんが出演してくれた。メとメは残念ながらキャンセルとなってしまった。
ゴンダくんは星が好きだからという理由で星の曲を多く歌っていた。好きだから作って歌う。それはとてもロックだ。楽曲も素敵だった。素敵コード進行。
umitachiが僕の部屋へをカバーしてくれた。フルコーラスで。初めましてでカバーまでしてくれて嬉しかった。激しくて繊細な曲たちがとても良かった。
メとメは体調不良でキャンセルになったんだけど、メンバーが顔を出してくれた。絶対またどこかで。
COWCITY CLUB BAND。バンド、めちゃくちゃカッコ良かったし、シロくんのベースがナイストーンで、勝手にシンパシーを感じていた。次会う時はguyatone偽ベースマンをお披露目したい。
先月に続いてのEVERLONGは最高だったし、実はこのイベント開催にあたりすごく尽力してくれていた。大好きだ。まだまだこれからも一緒にやろう。ヒデさんが「あなた」をリクエストして、本当にやってくれた。
先月のライブで見てくれたことがきっかけで足を運んでくれた方たちもいて、とても嬉しかった。
夜は平日だったこともあり、打ち上げも早々に切り上げ宿泊先へ。名前出していいのかわからないんだけどとある方のお家へ泊めていただく。
どて煮などたらふくご馳走になり、5人で川の字で就寝。5人だと川の字ではなくなんだろう。あと僕は寝ぼけたレヲさんに枕を奪われた。
次の日13日は大須に立ち寄り、大阪へ向かった。
大阪は僕はラヂカセサポート始めてからもちょいちょい訪れていたものの、コロナになって全く行けなくなった。
久しぶりでとてもワクワクした。
ライブハウスは人々の生活圏にあることが多くて、知らない街の知らない人たちの生活を見ると住んでみたくなってしまう。いつも同じことを思う。
2日目は大阪は北堀江club vijonに初出演。今年のラヂカセを語る際には欠かせない、ニアフレンズのあつしがイベント組んでくれた。ニアフレンズも出演してくれた。
vijonはなんというかサイバーな箱で、天井高くて、カッコいい場所だった。
大阪ではペンさんレヲさんとコインランドリーに行った。コインランドリーのあのなんとも言えぬ空間が僕は好きだ。
あと、東京ではお菓子のカールが買えないと聞いたのでコンビニで買った。でもあつしに食われた。
この日はニアフレンズ、Resonance、アキタタクミくんが出演。
アキタくんは男前でいい人で歌も上手で曲も素敵だった。和テイストな楽曲にヒデさんと感嘆し、バンドでもぜひ一緒にやりたいなと思った。早く火傷治りますように。
ニアフレンズの魅力はなんだ。情熱か、激情か。僕は演奏力に楽曲の良さ、音楽としてクオリティが高くて、故に説得力が生まれてカッコいい。なんてことをいつも思うけど、きっとそんなことを言うのは野暮だ。この日も最高だった。
Resonance、ヒューマンビートボックス。長いことバンドやってるけど初めての対バン。バン?とにかく凄かった。自分のベースより低音出てた。楽器使えばすぐ済むことを僕らはわざわざやっているなんて卑下していたけど、そんなとこもカッコいいなと思った。逆の立場なら僕もそんなことを言いそうだ。
vijonはステージが高くて普段あまり見ない景色で新鮮だった。さんちゃんがあつしをチャックベリーに例えて軽く滑っていた。これがお笑いの本場だ。そしてこの日もステージ以外ではちゃんと学ランを着ていた。
夜はあつしと夜の街へ。かすうどんを食べにいったけど、気づいたら寿司を食っていた。こういうの久々で楽しかったな。
ちなみにこの夜はペンさんは友人に会いに京都に前乗りし、さんちゃんは知り合いがいるという西成へ消えていった。ヒデヒロレヲは簡易的なホテルへ。2段ベッドだったから枕は奪われなかった。
〜続く〜