Hilog

ザ・ラヂオカセッツ渡辺ヒロのブログです。

散髪

髪を切った。そんなに短く切ってはいないが、なんだかオシャレでいい感じだ。ぼくのような人間は髪型くらいが自由の象徴でありロックンロールなのだ。髪を伸ばしてると切った方がいいとよく言われるし、言ってしまうこともあるけど、切った方がいいよというのは枕詞として似合ってないからとか変だからがつくはずであり、それはベストではないぞとの感想なわけで、良かれと思ってやってる人に対してはまぁなかなか鋭利な言葉だと思う。ぼくはといえば良かれと思っているわけでもなく、おれは人の指図など受けねえ!ロックンロール!というわけでもないので、髪を切った方がいいと言われるとそ、そうっすよねぇチョキチョキってな具合である。こないだ下北を歩いていたらTシャツの上にブラジャーみたいなのをしてるみたいな人を4.5人見かけて、流行ってるのかなぁとかブラジャーの下にも普通にブラジャーしてるのかなぁとかあほみたいなことは思ったが、やめた方がいいよとは一応思わなかった。直接比べられるものではないと理解した上で、自分がジーパンの上にパンツ穿いてたらさすがに変だと思ったが、菅田将暉がいけてるでしょってやってたらかっこいいかもしれない。なんだかんだ他人の介入を許さないポリシーを持って生きるのは結構人生を豊かにするかもしれない。音楽なんかもそうかもしれない。

 

p.s.ブログを書くときはだいたい作曲がうまくいっていないとき。

THEイナズマ戦隊と鶴とスリーマンがあった。両バンド共に大リスペクトするスーパーバンド。Marbleのエアコン不調の影響もあってか、ラヂカセ史上でもかなりアツいライブをしていたとたくさん言われた。この日も丈弥さんは入りから帰るまでずっと面白くて、基本的に面白くない私は感嘆しっぱなしであった。自己分析の結果、自分に関してはあんまり性格が良くないというハンディをおっている気がした。

 

鶴は神田さんとたくさん話ができた。昔から尊敬するベーシストだ。とんでもないいい音だったので色々聞いた。僕の話も聞いてくれた。気が合うベーシストと言ってもらって、月並みではあるがとても嬉しかった。神田さんのkanderbirdは昔から欲しいと思っていた。気が合うと言ってもらったからではないけど、僕の好きなスペック盛り盛りなのであった。MCで話したが、憧れで終わるのを恐れていたため、購入を決断する前になんとかしっかり共演したいと思っていた。嬉しかった。

 

僕は出番直前にいつかの君の声のようにをアカペラでやろうと提案した。自分たちの強みを見て欲しいと単純に思ったからであった。みんな乗ってくれた。そういう意味では室温だけでなくアツくなっていたのかもしれない。

 

そのあと1日空いてくらしのライブがあった。良いライブだったと思う。ここしばらく忙しすぎたのだが、その要因のひとつにくらしがあった。先の予定はまだはっきりとはなく、寂しくなるなと思っている。最初はとりあえず自分がいいようにやろうと思っていたが、自分の曲を大事に聴いてくれる人がいることを知りいいものをやりたいと思っている。今の活動スタンスも楽しいけど、ソロプロジェクトです!という大それたものではないので、所謂正式メンバーになってくれないかな〜と思って言ってみたりもしたが、今のところしっかり躱されている。

 

年末の事故のせいで共演できなかった、エンジニア高原さん繋がりもある、鉄骨渡り小林唯さんとようやくお話しできた。人柄もとても好きだし、肩肘張らない生活感のある楽曲は素敵だった。寺中さんもお久しぶりで嬉しかった。いい音。こがれは音源よりだいぶハードでビビっていたが、みんな気のいい青年たちだったし、弁天ランドチャーリーともなんか改めて色々話できたなと思う。金子くんは楽曲も歌声も人柄も素晴らしかった。鶴秋野さんもそうだったけど、こんなふうに歌えたら楽しいだろうなぁと思った。

ミュージックイズマネー

先日朝起きたらひどい腰痛で整骨院に駆け込んだ。行きつけというわけではないが、以前歩けないレベルで腰を痛めたときにサクッと治してもらったゴッドハンド整骨院。今回は睡眠中のギックリ腰なる静かなる苦しみ、しかも慢性という地獄。見てもらったところ身体の良くないところ挙げたらキリがないくらいであった。ひとまず治療に入っているがなんともお値段が高く「ほ、保険内でなんとかなんないですかねぇアニキ…」と情けない相談をしたが、「多分保険内治療だけじゃこれは治らないっすねぇ」と無情にも宣告された。機材運搬、演奏姿勢などなど要因となる心当たりだらけ、つまるところ、音楽というのはお金がかかるのだ。

 

そんなこんなあり後日、ザ・ビートモーターズの柳川さんと飲みに行った。思えば2人で飲みに行くことは初めてで嬉し楽しイベントであった。年末の事故以降、こうなんとなく億劫で居酒屋とか飲み会みたいなものにほとんど行っていないので場に変に緊張したけど、そこはさすがのアニキ、いやジョニキ、程よい距離感で色んな話をしてくれた。また行きたい。木村さんも含め、2人で飲みにいっていないのは鹿野さんだけとなった。


今日はレコーディングをした。くらしのといえばくらしのレコーディング。でもガッツリバンドサウンドというわけではなく、弾き語りプラスアルファくらいのほっこり音源を作ろうとしていた。これまでも幾度とセルフレコーディングをしたけど、やっぱり第三者の声がない状態では如何せん捗らず、今回も例に漏れずそれはもう捗らなかったわけだが、インスタのストーリーで渡辺ヒロの嘆きを見たエンジニア高原さんより、録りましょうかと連絡をいただいたので、お願いさせていただくことになった。高原さんはラヂカセのコーポダイアリー、エルを録ってくれたエンジニアさん。


高原さんより、デモ段階でプラスアルファ部分なしで弾き語りだけが素朴でいい感じでは?と言ってもらい、弾き語り音源を作ることにした。そういう意味で、くらしといえばくらしの音源であり、渡辺ヒロのといえば渡辺ヒロの音源である。くらしの曲の特性として、敢えてやってるのもあるけどコード進行がずっとループループループ…なので、弾き語り向きではないような気がしていたけど、そういう判断がひとりでやってると適当になるので、とても助かる。今日はギターを録音した。自分の演奏力を補って余りある高原さんの助言のおかげもあり順調に進んだ。たっけえたっけえアコギを買って良かったと思った。音楽とはお金がかかるものだけど、これがやっぱり1番楽しい。

東京

ふじおかさんの個展を見に行った。ふじおかさんはさよなら街の灯りのジャケを描いてくれた人だ。そしてコロナ前までラヂカセのスタッフもやってくれていた。すごくいい人でライブの感想をこうなんと言うか率直に教えてくれたり、打ち上げぼっちぎみな渡辺の話し相手になってくれたり、ラヂカセ初期のぼくはすごく助けられてきた。そんなふじおかさんの個展に行った。これまでも告知いただいたりしたものの予定がなぜか全く合わず、とんでもない薄情っぷりをかましてきてしまったのだが、やっと行けた。


上手く描けるわけではないけど絵を描くのも好きだし、詳しくないけど絵を見るのも好きなんだけど、なんというかこれまで見た中でもふじおかさんの絵はハッとしたしグッときたしドキっとした。とても良かった。あおいろのメロディーというタイトルのとおり青がとても素敵だった。色は音楽でいうとどんな要素になるんだろうか。岡本太郎の赤なんかは個人的には結構怖い。ファズのような深い歪みだろうか。音色なんて言うし。それでいうとふじおかさんの青はなんだろう。考えとこう。


そしてこの個展が千葉の市川でやってて総武線を久方ぶりに使った。未だにぼくは東東京に東京を感じる。子供の頃に東京へ行ったり通過したりした時のおぉ…東京だ…を感じる。最近は忙しくてとてもひとり旅なんて出来ないけど、遠出の必要なんてなくて、東京はまだまだ知らないとこばかりだし、おもろいところかもしれない。ちなみに千葉だけど市川の街がとても気に入った。何がと言われると困るんだけど。用がなければ行かないような気もするけど、用がなくてもまた行ってみるのもいいかもしれない。

 

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日日是好日

じいちゃんが亡くなり実家に帰っていた。一緒に住んでいたわけではないから日常的な思い出はあまりないんだけど、じいちゃんの作る富士宮焼きそばの水分加減が好きだったなんて思い出した。大昔に釣りに連れて行ってもらったような記憶があるんだけど、あれはどこだっただろうか。詳細は全く覚えていないけど、いいとこだったような気がする。そして祖父母が全員いなくなってしまった。悲しいかな、生まれたら死ぬのは決まってしまっているのだ。親不孝者で本当に申し訳ないが、両親にも長生きしてほしい。スミマセン。お通夜の夜は斎場に泊まった。生活リズムがめちゃくちゃな僕は一睡もできず、手元にはギターもなく、とりあえず歌詞を書いた。一曲出来た。じいちゃんも葬式も全く関係ない曲だけど。ちなみに次の日、坊さんの関係ない話が長すぎて寝てない僕にはまさに生き地獄であった。そのあと東京に戻りコードとメロディがすんなり完成した。日日是好日なり。

 


曲の話だけど、昔芦田愛菜ちゃん、いや芦田愛菜先生がとある映画の完成イベント?ですごくいいことを言っていた。いいことというか自分が思っていることとおんなじようなことを言っていた。言語化能力は向こうが遥か上で悲しくもあったが、それを見た僕はとても嬉しかった。素敵な人なんだなと思った。いつの日か曲聴いてもらって感想聞いてみたい。そしてその日から芦田愛菜ちゃんなどと気安く呼ばなくなった。それでそれが何かって話だけど、今回作った曲は、そのとき言ってたことと似たようなニュアンスかなあと歌詞を書いたあとにそんなことを思った。

 


以下歌詞。短い。

 


きみがぼくの知らない

変な音楽が好きでも

ぼくもきみの知らない

変な音楽を聴いてる

きみがぼくの知らない

変なくらしをしてても

ぼくもきみの知らない

変なくらしをしている


きみのきみが知らない

変なところが好きだよ

ぼくのぼくが知らない

変なところは好きかい

ぼくがきみがきみのいいように

作り上げたぼくじゃなくても

笑って許してくれるかい

笑って許しておくれ

近況

靴擦れをした。それはもうローファーデビューをした中1男子の春くらい靴擦れした。僕はどうにもブーツを長靴だと思ってる面がある。ブーツ好きの人には本当に申し訳ない。今日は台風だったのでブーツを履いて家を出たものの帰る時にはすっかり止んでいた。何故かそのままウォーキングしたのが間違いだった。これを読んだ人はどうか気をつけて欲しい。


ギターを買った。日本製時代のEpiphone レスポールスタンダード。ここのところヴィンテージGibsonのレスポールデラックスを借りて使っていたのだが、どうしても気を使ってしまうし僕にはすぎた楽器であった。ギターもベースもハムバッカーにはあまり興味がなかったが、調べてみるとなかなか奥が深い。デラックスのミニハムもとても素敵であった。とにかくこのGibsonヘッドのEpiphoneレスポール、オービルとはまた違う趣があり、ポリ塗装なこと以外とても気に入っている。ラッカー信者でごめんなさい。


アンプを買った。GuyatoneのGA-130という60年台の真空管アンプ。昔ハナレグミこと永積タカシさんが似たようなの持ってて、ずっと欲しいと思っていた。そしてこのたびギター買ったついでに勢いで買ってしまった。しかし電源が入ったり入らなかったり、入ったと思ったら3分くらいで力尽きるウルトラマンみたいなやつだ。と思ったらそもそも色合いもだいぶウルトラマンなやつだった。

 

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ラヂカセのライブがあった。ヒデさん誕生日イベントで宇宙団と2マン。コンノくんは同い年ということが判明した。同い年のミュージシャンはそれだけでなんだか嬉しい。MCでしょうもない話をして結構反省している。ただあんなでも意外と頑張っている。でもこないだのくらしでも意味わかんない話をしていた気がする。もちろんヒデさんハピバが本音である。宇宙団はあまり類を見ないような、独自の世界観でとても魅力的だと思った。楽しかった。僕らもいいライブをしたと思う。


くらしのリハがあった。突然くらしリハ前に一緒にスタジオに入っていたとのことで、アキトがハイエナカー湊くんを連れてきた。そして何故かガッツリ一緒に演奏してくれていた。アコギでグッとアンサンブルが引き締まってとても良かったので、ライブに誘ったら出てくれることになった。湊くんもビートモーターズと同様に今では数少ないラヂカセ加入前からの関係性で一緒にステージ立つのは感慨深かったりする。

 

今回は少年キッズボウイ服部ちゃんとBOND LOST ACT楠くんも初めて一緒にやってくれる。服部フルートで一気に解像度が上がったし、なんも言ってないのにバッチリグルーヴしてくれる楠くんも素晴らしかった。色んな人と演奏できるのは本当に刺激的だしありがたい。もちろんみちこも前田くんもビーバップコタローもはるきもぐっさんも岡田さんも等しく愛している。あとマサキユが僕のレスポールを弾いたらとんでもないいい音がしてぐぬぬであった。


あと最近はレスポールにフェンダーのストラップはありかなしかをとても考えている。WranglerとLevi's、NIKEとadidasを同時に着用するみたいなことだ。考えられへんという意見は非常によくわかるが、例えば僕で言えば曽我部さんだったり細野さんがやってたら多分カッコいいと思うと思う。誰がそれをやるかかもしれない。今の僕にはそれをやる理由もポリシーも魅力も別にない。ただその別にないというのもまたちょっといいのかも知れない。

はっぴいばあすでい

今年も誕生日を迎えた。誕生日はライブだった。くらしとTHURSDAY'S YOUTHとザ・ラヂオカセッツのスリーマン。ラヂカセのnoteに書いた通りなんだけど、3ステージ出演した。疲れたか疲れてないかでいえば、通常の日常の方がよっぽど疲れるので、全然平気だった。

さっきまでくらしのライブ録音を聴いていた。本当にボーカルを探した方がいいかもしれない。思えば30代になるまでコーラスすら拒否してきたベースマン。結構練習してるんだけど、なんというか多分才能はない。今くらしでコーラスやる人もいないので、コンポーザー的な立ち位置でボーカル入れてコーラスやれば?みたいな意見もあり、そうみえるならそうなのかもなあと思った。芸人のホンコン理論。思えば空気公団ゆかりさんの自分が歌わなくても空気公団は空気公団理論で、当初はそれこそ本当に別に自分が歌わなくてもよくてボーカル探そうとか思ってたんだけど、休日をほぼ曲作りとスタジオにささげ、練習という名の投資を重ねる男渡辺、欲が出てくるものである。「歌 上手くなる方法」で検索すると、テクニック以外に、伝えたいことを伝えるよう気持ちを込めろ!みたいなことが出てくるけど、伝えたいことなどは正直なく、こう…なんというかあんまりそういうのはピンと来なかったりする。とはいえソロとかくらしとか配信見にきてくれる人たちがいて(いつも大感謝ですありがとうございます)、あとボーカルなんて見つかる気もしないのもあるし、もうしばらく頑張ってみようかなと思う。

そしてTHURSDAY'S YOUTH。不思議なグルーヴをもつバンドだった。スタジオリハでN/Cをやった後に篠山さんがちょっと歌いづらいかも…といった時にハッとした。その日から練習じゃなくてずっと曲を聴いた。当日は個人的にはグルーヴについていけたんじゃないかなと思っている。終わった後篠山さんもやりやすかったって言ってくれた。チカさんも演奏中幾度と目線コミュニケーションとってくれて助かったし、菊池さんはビール奢ってくれた。こういうやり方はいちおう歌も歌うベーシストとして、自分のやりたいこと、自分にできることかもと少し思った。あとサーズもコーラスいっぱいバンド。コーラスもやらせてもらってちょっと嬉しかった。何事も繋がっている。

ザ・ラヂオカセッツとは念願の対バンだったんだけど、まっっっっったく対バンした気分にならなかった。自分はもう完全にザ・ラヂオカセッツなんだと実感した。でもそれはとても素敵なことだと思った。たとえさんちゃんがチェックアウト1時間前に洗濯機を回そうとも、それはもはや揺るがないのかもしれない。

 


【NEXT LIVE】

<ザ・ラヂオカセッツ>

次はヒデの誕生日。

2026/5/31(日)新宿Marble

ザ・ラヂオカセッツpresents

『JAM!JAM!JAM! ~HIDE BIRTHDAY SPECIAL!!!~』

出演

ザ・ラヂオカセッツ

宇宙団

OPEN 18:30 / START 19:00

前売 ¥3000(D別) / 当日 ¥3500(D別)

◼️ご予約

the_radiocassettes@yahoo.co.jp

 

<くらし> 

classicusと一緒で嬉しい。

2026/6/22(月)吉祥寺WARP

『SMALL LAKE!!』

出演

classicus

くらし

三つ峠

merimeriyeah

OPEN 18:30 / START 19:00

前売¥2800(D別) / 当日¥3300(D別)

◼️ご予約

donnywhiz@gmail.com