ざくらっしゅ
くらしというバンドがある。去年はライブゼロの眠れる獅子バンド。なかなか寝付けない僕とは大違いだ。所謂渡辺ヒロのソロバンド的な存在で、僕はThe Clashが大好きでクラッシュみたいな名前にしようとなにかヒントがないかGoogleでClashとググっていたところ、なんかあの単語を読み上げてくれる機能を触ってしまったら、「くらし」と聞こえてそれでいいやと思って名付けたバンド。それがなんと、とうとうライブが決まりそうで、久しぶりに昔の曲を色々歌ってみたりしている。クロスロードという曲があって、それがまあどんな曲かというと出会いとか別れとかについてふと考えたときに出来た曲で、これまで出会った人はここまで選んできた自分の人生ゆえの、出会いだったわけだし、その出会いの中で恋をしたり誰かめちゃくちゃ嫌いになったり、いい思いをしたり嫌な思いをしたり色んな気持ちになるわけだけど、あれはどの程度人生に必要だったのかとか、出会った人の中でもう一生会わない人も絶対いるわけで、もう一生会わないのならそれはもう死んでいるのとは何か違うのだろうか、などと哲学的なことを思ったり、まぁそんな意味わかんないようなことばっかり考えて、取り止めもない気持ちの中で、出会いも別れも当たり前のことのようであり、見方を変えれば特別なことのような気もして、割とポジティブな気持ちで書いた気がする。もちろんロバートジョンソンのクロスロードは全く関係がない。ロバートジョンソンはクロスロードで悪魔に魂を売ったらしいけど、僕は悪魔に出会うこともなく、せいぜい機材売ったり古着を売ったり油売ったりしてる。
クロスロード
君の歩いてきた道と
僕の歩いてきた道が
偶然交わっただけ
すぐにさよならさ
君の見ている風景と
偶然似ているだけ
すぐに気付くのさ
都会の蜃気楼
胸を焦がす紅い月
本当はあの頃に少し
戻りたかったりもするのさ
君の歩いて行く道と
僕の歩いて行く道が
いつかまた交わりますように
いつでもどこでもいいから
p.s. crushになるとスラングで片想いらしい。洒落てて好き。