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ザ・ラヂオカセッツ渡辺ヒロのブログです。

親戚多い

ばあちゃんが亡くなったとの連絡を受け弾丸帰省。92歳。大往生といっていいと思う。なんというか実家に帰ったときにはとりあえずいてくれる存在だったので、より寂しさを実感するのはもう少し先なのかもしれない。そんなばあちゃんについて知らないことがあった。なんと7人姉妹の長女らしい。子供のころ親戚の集まりの際には幼心ながらに親戚多くね?って思ってたんだけど、そういうことだったらしい。その親戚たちのことはもちろんみんな覚えているが、〇〇のおばちゃんなど非常に抽象的な呼称を植え付けられていたため、思えば関係性を全然知らなかった。というようなことを兄に話すと、え…嘘だら!?(静岡弁)と言われた。普通に知ってたらしい。最近はやっぱり自分もこの一族の人間なんだなぁと思うことが増えた。人間性的な部分で。昔はそれがちょっと嫌だったりもした気がするけど、もう全然嫌ではない。というかなんとも形容し難いのだが、僕の人間性がこんな感じなのは確実にこの人たちの影響であるとガッツリ腑に落ちている。そんな年齢になったのかもしれない。こんなのもアイデンティティのひとつであるのかもしれない。火葬が終わってそこにはすんごい立派な骨があった。この骨太ばあちゃんの孫ならそりゃ骨折なんかしないわなと思った。92年も自分は生きたいかと問われるとなんとも言えないところだけど、とりあえずバッチリ死ぬまで生きてやりますかねー。