遅刻しないマン

僕は基本的に遅刻をしない。みんなを待たせないようにとか、時は金なりとかではなく、遅刻をしたことにより発生するやり取りを考えるとめんどくさいなぁと思う。あと遅刻をしないだけで、一定の信頼を得られてしまうということもある。遅刻だけでなく、想像して最終的にめんどくさいなぁと思うことを回避していくと、なんとなくまともな人のように見られることがある。まともな人のように見られてしまうと失望させることも多いんだろうなとも思う。それはそうと、ふと僕の思うめんどくさいの象徴こと、授業を抜け出しタバコ吸いに行くヤンキーたちを思い出した。とにかく当時は彼らの聴くGOING STEADYと僕の聴くGOING STEADYは別物であると信じたかった。さらにいうと大学で急に飲みサーなる謎のテニスサークルとかに入れる人の気が知れなかったし、彼らの聴くDani Californiaと僕のDani Californiaは別物であると信じたかった。ついこないだ下北の駅前で路上ライブしてる人がいて、そこでOASISのDon't Look Back in Angerの大合唱が起きていてどこか似たような気持ちになったんだけど、その刹那、ここで一緒に歌えるような人間だったら今ごろ僕はどうなっていたんだろうと思った。あの時ヤンキーたちとタバコ吸いに行ける人間だったら、謎サークル入れる人間だったら。答えは風の中。とりあえず最近はいいめんどくさいがたくさんあって、楽しい毎日を過ごしております、はい。なんだこの話。

P.S.根暗で草